「思い出すとつらい」過去の感情を癒すことは必要か?

・過去の悲しみをいつまでも忘れられない

・自分にひどいことをした相手をずっと許せないでいる

・また同じことが起きるかも、という恐れで新しい一歩を踏み出せない

忘れたいのに忘れられない出来事に、いつまでも心がとらわれてしまっていることってありますよね。

忙しい毎日に、辛い気持ちは奥深くに押し込んで頑張っているつもりでも、なぜか人生は複雑になっていくばかり・・

宇宙の法則からすると、似たものは勝手に引き寄せられてくるのです。心の中にしまい込んだ感情があると、結局はその感情を感じないといけない状況が現実化する・・というように。

でもね、これって実は心の中にある「すでに不要なもの」に気づかせてくれる素晴らしいシステムのようです。過去の癒されてない感情に気づいてちゃんと断捨離できると、それ以上現実が複雑になっていくことはなくなります。

・・とは言っても、辛かった過去の感情を完全に癒すのって、実際それほど簡単ではアリマセン。

ここでは、自分でできる過去の感情の癒す方法と、過去を癒し切ったときに手に入る「ギフト」について目を向けてみましょう。

自分でできる過去の感情の癒し方

準備:感情にちゃんと向き合える場所と時間を確保しましょう

 

プロセス1:過去の感情が出てくるきっかけとなる刺激に意識を向ける

 

プロセス2:出てくる感情を意味づけしないでそのまま感じる

 

*なるべくリラックスして行いましょう

*感情に飲み込まれて、衝動的な言動が出てきそうになったらそこでストップします

 

プロセス3:感情が少しやわらいだ、と感じるまで上記のことを何回かに分けて行う

 

*大きなものは完全な癒しに何年もかかることもあります。根気よく続けましょう

 

プロセス4 出来事への意味づけを書き換える

プロセス4に進むタイミングは、感情が軽くなって、出来事を思い出しても「単なる記憶」のような状態となったときです。感情がそのまま残っているのに、無理やりポジティブな意味づけをしようとするのは逆効果となってしまうこともあるので、気をつけましょう。

意味づけを変えるというのは、出来事が起きたことで自分が受け取れたもの、学べたこと、などに目を向けて意識してみる、ということです。

苦しい出来事による癒されない感情が残っている場合は、その出来事を一つの方向からしか見ることができないので、自分は単なる「犠牲者」という立ち位置に立ってしまいがち。

感情が癒えることで、少し離れた場所から出来事を眺めて、そのつらかった出来事に内包されていたギフトに気づくことがしやすくなります。

出来事の捉え方が変わったら、一応プロセスは終了です。

終わった、と思った過去の感情の残骸?のようなものがいずれ出てくることがあるかもしれませんが、それはその都度感じ直していくことで徐々にクリアになっていきます。

つらかった出来事でできた「心の傷」を癒す方法については、こちらの記事も参考に。

「思い出すと辛い」過去を手放す、自分でできる心の傷の癒し方

感情が癒えたときに手に入る3つのギフト

さて、上記のプロセスがうまくいって、過去の感情が癒えつらかった出来事を本当の意味で乗り越えたとき、どんなことが起きるのか、見ていきましょう。

ギフトその1 軽やかで自由な自分

過去の感情が癒えたときに手に入るものの一つ目は、自由になった自分です。

過去の感情は、自分のエネルギー領域に「しこり」のような状態で固着しています。しこりが大きかったりたくさんあったりするってことは、エネルギー身体の循環だって滞る(とどこおる)方向に。

(カラダに血液がめぐるように、エネルギー身体には氣がめぐっています。癒されていない感情がたくさんあるってことは、簡単にいうと、氣のめぐりが悪くなって最終的には肉体にも悪影響を出してしまうこともあるんです)

感情を癒すってことは、エネルギー身体の「しこり」をクリアにしていくってことなので、心もカラダも軽やかで自由な状態に近づいていくってことなんですね。

ギフトその2 新しい出会い

過去の感情が癒されていないと、なかなか前向きな行動ができないものです。自分で気がつかないうちに、「また同じことで傷つくことがないように」と心を閉ざす方向に向かってしまうのです。

また、過去の感情が癒されないまま無理に前に進もうとすると、「同じようなこと」をなんども繰り返す結果にもなりかねません。そして心の傷は深くなっていくという悪循環に・・

感情がちゃんと癒されて、自分が軽やかで自由な状態になっていると、前向きな考えや行動ができる新しい自分になっています。そして、宇宙の法則によって、新しい自分の波動に見合った「より良い出会い」がやってくるのです。

ギフトその3 より幸せな未来

心の奥深くにある「癒されていない感情」を残したまま、無理に前に進もうとした時に起こりがちなことは

・相手を変えて同じパターンを繰り返す

・とりあえず目先の欲しいものは手に入ったけど、気がつくと他のものを失っている

・健康を害する

こんなものが典型的。

感情の「しこり」はそのまま自分のエネルギーの滞りとなってしまっているので、何かしらの形で現実に現れてきてしまうのです。

表面的なものだけが形を変えて繰り返されるのでなく、よりスッキリしたほんとうに幸せな未来に進むためには、過去の感情をちゃんと癒しておくことがとても大切なのです。

まとめ

  • 頑張っているつもりなのに、理想の人生になかなか進めない
  • 同じような人間関係のトラブルをなんども繰り返してしまう

そんな人は、一度心の深いところに閉じ込めてしまった癒されていない辛い過去の感情に向き合ってみると良いかもしれません。

感情は単なるエネルギーです。その時には辛すぎて無意識にスルーしてしまった感情にちゃんと向き合って感じ切れると、心の傷は癒されます。

辛い出来事を本当に乗り越えられたとき得られるものは、一つ魂の成長を遂げて、より魅力を増したあなた自身です。より幸せな未来のために降ってきたギフト(人生の課題)を活かせるといいですね。

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