何をやってもうまくいく人、どこに行っても人に好かれる「幸運体質」の人が自然とやっている習慣には、邪気を払う効果の高いものが多いようです。
意識していてもいなくても、目には見えないエネルギーの循環をよくして、気の滞り(邪気)を生まない習慣を自然に身につけているんですね。
クライアントさんを見ていて気づくのは、心の傷を癒したり、感情のデトックスなどで自分の中がスッキリすると「幸運体質になる習慣」を、自然にやり始める方がとても多いです。
(頭で『これがいい』と考えてやるというより、体感覚でそれを求めるようになっていく感じです)
逆方向のアプローチとして、身の回りに滞り(邪気)を寄せ付けない習慣を先に身につけることで、身体(物資身体もエネルギー身体も)の循環がよくなり、体も健やかに、自然と運が引き寄ってくる状態を維持することができます。
この記事では、健康にもお金にも人の縁にも恵まれて心地よく生きるために身につけるべき、「邪気を払う毎日の習慣」について見ていきましょう。
この記事の目次
そもそも邪気ってどんなもの?
そもそも邪気ってなんでしょう?
ちなみに「邪気を払う」は英語で、purge noxiousと表現されることが多いようです。
- purge = 粛清する、一掃する、清め落とす、洗い清める、あがなう、償いをする、下剤を用いる、通じをつける
- noxious = 有毒な、有害な、不快な、不健全な
つまり、有害で不健全なものを洗い流す、というイメージです。
ちなみに「邪気」そのものの意味を(日本語で)検索すると、
- 素直でないねじれた、偽りのある性質。悪気。
- 人の身に病気を起こすと信じられた悪い気。
と説明されています。
宇宙レベルでは「善悪」という判断は存在していません。ということで、ここでいう「悪い気」というのを敢えて他の表現に置き換えてみるとすると・・
有害や不健全なものと訳される、英語のnoxiousの意味から考えても
悪い気=気やエネルギーの滞り(とどこおり)というのが近いのでは、と個人的には感じています。
川の水は流れている間はキレイな状態を維持できるけど、溜めた水は腐りますよね?
「気」というエネルギーもおんなじで、循環している間はキレイなんだけど、滞った途端に「有害なもの」に変わりやすいのです。
逆に邪気がない状態を「無邪気」と言いますが、無邪気の代表?である子どもの性質を見てみると、さらにわかりやすいかもしれません。
・じっとしてることが苦手→ 常に活発に循環している
・自由に喜怒哀楽を表現できる→ 感情エネルギーの循環のスピードが早い
・素直→ 頭で考えないで感じたまんまを口にする=エネルギーを止めずに流している
と、こんな状態だからきっと邪気も生まれにくいんですね^-^。
邪気を寄せ付けない、誰でもできるプチ習慣
では、「幸運体質」になる習慣にはどんなものがあるか、具体的に見ていきましょう。
水を飲む
水を飲めば飲むだけ、当然循環はよくなります。体の中の循環はもちろんのこと、エネルギー身体の気の流れも同じです。
同じ水分でも、お茶やコーヒー、スポーツドリンクだと、それぞれの成分を分解吸収する負荷が体にかかるので、より効率的に循環を促すなら、やっぱりお水が一番です。
健康の観点からは、理想的には一日2リットル以上とよく言われますが、一気にガブガブ飲むというより、毎日ちょこちょこと気づいた時にお水を口にする、という方が邪気払いの習慣としては効果的。
また、他人の念や霊的影響を受けた時の本格的な邪気払いには、とにかく飲めるだけ水を飲むというが定番です。
シャワーを浴びる
以前住んだことのあるバリ島では、人々は朝から必ずマンディ(沐浴)をしていました。生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りに至るまで、どんな人も。
高温多湿な地域なので、寝ている間の汗を流すというのもあるのでしょうが、一日を無事平和に過ごせるように朝一番に「悪い気(神)を落とす」という儀式的な意味を含んだ習慣というのが、島の人たちの意識にあるようでした。
日本では、体を清潔に保ち一日の疲れを落とすというのが、入浴の大きな意味となっていますよね。
物理的な汚れを落とす、というよりは自分についた穢れ(けがれ)を落とすという意味で、夜の入浴以外の時でも、朝一番(睡眠中は邪気が入りやすくなっているので)、人混みに出る前後、誰かと会って『もらっちゃったかも』と思った時など、気がついた時に軽くシャワーを浴びるようにしてみましょう。
手を頻繁に洗う
シャワーを浴びることができない時でも、手軽にできるのがコレ。
周囲の人の感情に巻き込まれてしまったとき、喧嘩や事故の現場をみてショックを受けたとき、逆に「ここぞ」という場面で気を引き締めてのぞみたい時など、こちらも物理的な汚れを落とす、というより気持ちをリフレッシュ(浄化)するために、手をちょこちょこと洗いましょう。
ちなみに、神社にある手洗い場(手水舎)も、手の汚れを落とすためというより、神様に会う心構えとして「心についた穢れを洗い流して邪心をなくす」ためのものです。
粗塩で空間・身体を浄化する
空間を浄化するグッズとしては、
- ホワイトセージやアロマ、お香を焚く方法
- 音叉やティンシャなど音の共鳴を使う方法
- クリスタルや観葉植物などネガティブなエネルギーを浄化するものを置く方法
など、様々なものがあります。
その中でも粗塩(天然塩)を使う方法は、とても手軽です。
塩は水と並んで「穢れを落とす作用」があるとして、昔から日本では馴染みの深い浄化グッズです。
部屋の四隅や玄関に盛り塩をして邪気を寄せ付けないようにする、お風呂に入れてソルトバスにする、単純にテッシュなどに包んで持ち歩くなど、気軽に取り入れてみましょう。
注意点としては、食卓塩のような精製塩ではなく、天然のミネラルを含んだ粗塩を使うこと、浄化に使った塩は料理などには使わないで破棄する、などがあるでしょう。
部屋をスッキリとキレイに保つ
邪気を寄せ付けない部屋とは、持ち主に大事に扱われているモノたちが気持ちよく自分の居場所に収まっている、そんな部屋でしょうか。
豪華なものを置いたり、風水に無理にこだわる必要はありませんが、家の中で、使われていないモノや埃が溜まったままなんとなく放置されている箇所(=気が滞っている場所)を少しずつ減らしていきましょう。
片付けも掃除も得意じゃない、なかなかモノも捨てられない、という人は、まずは毎日の生活の中で以下のようなポイントだけ抑えることを、意識してみると良いかもしれません。
外から入ってくる邪気の侵入を防ぐ作用があります。
特に枕カバーは頻繁に洗いましょう。睡眠中の邪気は頭頂のチャクラから入ってきます。
睡眠中はエネルギー身体の境界線が薄くなり、目に見えないものの影響を受けやすくなります。(亡くなった人が夢枕に立つなど^-^)
睡眠中こそ、邪気を寄せ付けない、洗濯(浄化)された清潔なものを身につけましょう。
洗濯物をキレイにたたむというのは、普段身に付けるものに自分の手で「良い気」を入れる作業です。
また、嫌な匂いも邪気を吸い込みやすいもの。生乾きなどのニオイ対策にも配慮しましょう。
部屋が多少汚くても、お財布だけはキレイを保ちましょう。
様々な人のエネルギーが乗ったお金が出入りする以上、お財布は特に邪気がたまりやすい場所となります。
やってきたお金が「心地よい」と思うような場、出て行くお金が「まだ戻ってきたい」と思えるような場を整えてあげるイメージで、外も中も頻繁にメンテナンスすることを心がけましょう。
お札は同じ向きに揃えて入れる、領収書などは毎日整理して、いらないポイントカードなども断捨離するなど、細かいことから始めてみましょう。
断捨離や片付けが人生に与える影響については、こちらの記事も参考に。
よく笑い、よく泣く
感情の抑圧は、そのまま気の流れに滞りを生み出します。
子どものように、悲しい時には素直に涙を流したり、ときには声をあげて笑うなど、自分の感情に自由でいることは、邪気を寄せ付けない健やかなあり方に繋がります。
私にとって忘れられない「となりのトトロ」の1シーンがあります。
メイちゃん、さつきちゃんが引越し先のボロ屋敷(!)でお父さんとお風呂に入っているときのこと、しばらく放置されていた家の中のちょっと不気味な雰囲気に、二人が急に怖くなって黙ってしまうと、お父さんがいきなり声をあげて笑い始めます。
そしてそれにつられるように二人が声をあげて笑い始めると・・・・
家の中からたくさんの『まっくろくろすけ』が次々に空に向かって逃げ出すように飛んで行く、そんなシーンです。
大笑いすることの効果って、本当に絶大です。(笑いでガンの腫瘍が消えたなど、笑いに関する奇跡の話は世界中で見られます)
そんなこと言われても、最近ついてなくて、笑いたいことなんてなんもないよ・・
・・そんなときこそ、最初は嘘でもフリだけでもいいので、試しに大笑いをしてみましょう^-^。
笑いのすごい効果についてはこちらの記事も参考に。
瞑想をする
瞑想は万能で、その可能性も無限です。(しかもどこででもできて、無料です 笑)
これまで紹介してきた上のような方法だけではなかなか取れない、固着したような滞り(邪気)でも、お掃除する力すらあるんです。
メソッド(やり方)にこだわる必要はないので、一日に5分でも10分でも、目を閉じて自分の呼吸にただ意識を向ける時間をとってみましょう。
(腹式呼吸を意識してやってみましょう。最初のうちは、ただの考えごとの時間になったとしても大丈夫です^-^)
ちょっと最近調子が悪いなぁ、運気が下がっているかなぁ、と感じる時などは特に、長めの瞑想をすることをオススメします。
まとめ
運を上げる方や開運〇〇というと、今ある自分に何かを足すことで欲しい結果を得ること、というイメージがありますが、そもそも運があるとかないとかって、どんな状態ってなんだろう?という疑問からこの記事のテーマを思いつきました。
運が良い、という状態はあえて言うなら、自然な流れに乗って、自分が行きたい方向にスムースに進める状態ということなのではないかと思います。
なんだかタイミングが悪くて、自分が思ったようにことが運ばないなぁ、というときは、本来のエネルギーを止めている何かしらの「滞り」が足を引っ張っているのではないかと思うのです。
エネルギー身体の滞り(わかりやすく言うと、気の滞りですね)が少ない本来の自分の状態に近づくと、欲しいものが得られるのが当たり前、と言う人生になっていきます。
運を良くするために新しく何かを手にいれる、というベクトルではなく、自然な流れを止めてしまっている「内面の滞りや邪気」を減らしていくというベクトルで、あなたなりの「幸運体質」を作っていけると良いですね。
モヤモヤする感情や、自分の中に入り込んだ邪気のパワフルリセットに。
石垣島の海塩と沖縄の月桃(古来から魔除けに使われていた植物)から生まれたバスソルト
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