「自分を変えたい、変わりたい」そう思ったとき変われる人と変われない人の違い<後編>

もう本当に自分を変えたい

そう感じるときは人生が次のステージに進む準備の整った、そういうタイミングです。

「夜明け前の闇がもっとも暗い」という言葉があるように、苦境に立って希望の見えない闇を歩いているようなときこそ、諦めずより良い未来に向かって前に進む必要があります。

<前編>では主に、人が変化をするときの「抵抗の仕組み」である、潜在意識の「コンフォートゾーン」「エゴの働き」について見てきました。

ざっくりおさらいをしておくと

・どんなに不平不満のある生活や環境でも、慣れ親しんだものは自分にとって心理的な「コンフォートゾーン(快適な場所=不安にならない行動範囲)」となってしまう

・生命や肉体の安全保持のため、コンフォートゾーンから出ないように守っている強力な「エゴ」という働きが、潜在意識には存在する

詳しくは、こちらの記事からどうぞ。

「自分を変えたい、変わりたい」そう思ったとき変われる人と変われない人の違い<前編>

 

ここでは、潜在意識の抵抗を超えて人が本当に変化していく段階で必要となるエッセンスについて見ていきましょう。

これまでの自分を否定しない

人生におけるピンチはチャンスとも言われますが、人生のピンチは「自分のあり方」を問われている時とも言えます。

「変わりたい」と思ったタイミングに、自分の人生を見つめて

「どこに向かって歩いているのか、本当はどんな自分でありたいのか?」

ということをあらためて感じてみることができたら、より理想的な状態へと自分を変化させていくことができるのです。

このとき、「今の自分」や「これまでの自分」を否定する必要はありません。

今の自分は、これまでの自分にとってベストと思えた選択の積み重ねの上にあるものです。

歩んできた人生の全てが「今の自分」にとって必要だった、遠回りはあったかもしれないけど無駄なことは一つもなかったと考えましょう。

今までの自分も充分に頑張ってきたし、大して変わっていないように思えたとしても、これまでだって実際には変化をし続けてきています。

どんなに「自分が嫌い」と思っている人でも、今の自分を否定したまま前に進もうとすると、逆方向に引っ張る力が同時に働きます。

今までの自分を丸ごと肯定した上で、さらに成長して進化した自分になると決めましょう。

ピンチの時にあらためて「どこに向かっているのか、どんな自分でありたいのか?」ということを感じてみたとき、もし進みたい方向からブレているかもと気づいたら、歩んできた道を否定することなく、そこから軌道修正をすれば良いのです。

コンフォートゾーンを広げていく行動を起こす

無意識に設定している「不安を感じない行動範囲」をコンフォートゾーンと呼びますが、慣れ親しんだやり方や習慣を変えることはコンフォートゾーンを出ることとなり、初めのうちは勇気を必要とするし、難しいとも感じるかもしれません。

人生で初めて自転車の練習をしたときのことを覚えていますか?

バランスを崩して転ぶことが怖くはなかったでしょうか?何度か痛いめにもあって「もうやめてしまおうか」と思う瞬間もあったかもしれません。

コンフォートゾーンを広げていく行動は、自転車に初めて乗る時と同じです。

自分にとって難しいかも、危険かもと感じる選択を少しだけ勇気を出してやってみる、そういう行動を日常の中で積み重ねてい来ましょう。

これまでできないと思っていたことが「できる」ようになることで、自分に対する肯定感も上がり「安全、安心」と思える行動範囲も広がって行きます。

自転車と同じで、初めは怖さや不安を感じていたとしても、慣れてしまうと「全然大丈夫」と思えるようになっていきます。

今までだったらなんとなく敬遠してしまっていこと、避けていたこと、逃げていたこと、「自分には無理」と思っていたことなどに、少しの勇気を出して「一歩だけ踏み出す」ということを、日々の簡単なことから始めてみましょう。

人生の舵は自分でとる、と決める

人生が変わり始める瞬間は「自分で自分の人生の責任を全て取る」と決めたとき、ということを何かの本で目にしたことがあります。

自分が理想的ではない人生を生きていることを、生い立ちや環境、自分を苦しめた誰かのせいにしている間は、なかなか人生は変わりません。

「他者責任の人生」という立ち位置から脱却するために、人生のどんな苦難も本当は自分で選んでいるという視点を持ってみましょう。

辛いことを乗り越えてきた人ほど、人間としての魅力も能力も結果的には磨かれていきます。

もしあなたがこれまで辛い人生を生きてきたと感じているなら、それだけ勇気ある果敢な魂を持っているのかもしれません。

その苦難によって自分をより高めたい、人生を深く味わいたいという意図の元に、人生を創ってきたのかもしれません。

これまでの人生で背負ってきた環境や生い立ちのマイナスの部分は、「人生を変える」と決めたときに初めてプラスに転じます。

自分の人生を誰かや何かのせいにしているとしたら、今日から「自分の人生の舵は自分で取る」と決めましょう。

これまでの人生はすべて本質の自分が創造してきたと認めたられたら、これからの人生もあなたが思い描く通りに自由に創造することができる、と信じられるはずです。

変化を始めたときの「揺り戻し現象」について

さて、人生で次のステージに行くべく良い変化が起き始めたときに、ほぼ例外なく起こると言われる「揺り戻し現象」についても知っておきましょう。

揺り戻し現象とは、人生のステージを上げていくとき、今までいた場所から離れて行こうとすることで、親や家族、友人など身近な人たちによって足を引っ張られるようなこと言われたり、なぜか前に進めなくするような現象が起こることです。

この揺り戻し現象を、人によっては「変化のための最終試験」と捉える人もいるようです。

誰かの言葉にせよ状況にせよ、実際にはこの揺り戻し現象は、「自分の潜在意識の不安」が外に現れてきているものです。

コンフォートゾーンを出て、これまでの自分と違う場所に行こうとしていることに対して感じている「本当にこれでいいのか」という自分自身の不安が、身近な誰かの言葉として、または不可抗力とも思える現象として、外に現れてきているだけなのです。

こういう時は、本当に変わろうとしているからこそ、自分の中に不安も怖さも抵抗も出るよね、と認めた上で

もう次のステージに進む準備は整いました、幸せな人生と豊かさを本当に受け容れます。

ということを、自分自身に宣言しましょう。

こういった潜在意識に働きかける肯定的な宣言(アファメーション)を、変化が定着したと感じるまで紙に書いて目につくところにしばらく貼っておく、というのもこのタイミングでは効果は大きいかもしれません。

「揺り戻し現象」が起きたときに最も重要なのは、変われることを自分自身がどこまで信じ切れるか、ということになるでしょう。

まとめ

変わりたいのになかなか変われないと焦るような、人生の苦境の時には「夜明け前の闇が一番暗い」という言葉を思い出してみてください。

生きづらさを感じる人生を歩み続けてきて、さらに深い闇に入ったようなときこそ、まさに夜明け前のタイミングです。

そのタイミングで「自分の人生、しょせんこんなもの」と諦めて現状維持(コンフォートゾーンの中)に止まるのか、自分を信じ怖れや不安を越えて、未知の世界に進むと決意するのか。

ここが「変われる人」と「変われない人」の違いになるのかもしれません。

様々な変化が激しい今の時代では、「現状維持」は衰退となります。

コンフォートゾーンから一歩出て、変化を受け入れていく少しの勇気と心の柔軟さがますます求められているときとも言えるでしょう。

毎日の生活の中で慣れ親しんだやり方を、ほんの少しずつでも変化させてみましょう。

これまでやろうと思ってもなかなかできなかったことに思い切ってトライしましょう。

  • 体に良い小さな習慣を新しく身につける
  • お金の使い方を変えてみる
  • 身の回りの片付けや断捨離、掃除を徹底的にやる

など思いついたことからぜひ、一つ一つやってみてください。

人生の苦境というもっとも深い闇の一寸先に、夜明けを知らせる眩い光がきっと待っているはずです^-^。

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